池田対板野 後半、池田の三好(左端)がドリブルで攻め上がる=徳島市球技場

 サッカーの第97回全国高校選手権徳島県大会は13日、29チームが参加して開幕した。徳島市球技場と徳島スポーツビレッジで1回戦7試合が行われ、シード校の池田などが2回戦に進んだ。第2日は14日、徳島スポーツビレッジで1回戦の残り6試合が行われる。

 決勝は11月10日午後2時5分から徳島市球技場であり、優勝校が12月30日に駒沢陸上競技場(東京)などで開幕する全国選手権に出場する。

 池田が大量得点

 県総体で4強入りし、第4シードで臨んだ池田が14得点の大勝で2回戦に進んだ。前半12分、コーナーキックからのこぼれ球を蹴り込み、先制点を挙げた2年生のFW三好は「先輩の最後の大会でいいプレーができた」と笑顔を見せた。

 三好の先制点で波に乗り、前半で4得点。後半も板野のゴールを揺らし続けた。笠松主将は「全員が最後まで走り、確実に得点に結びつけた」と結果に満足そう。県総体以上の成績を目標にしており、次戦へ気持ちを切り替えていた。