四国電力は26日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で、純水を扱う建屋にある配管のつなぎ目から水が漏れるトラブルがあったと発表した。放射性物質の漏れや運転への影響はなく、9月7日に予定している営業運転の日程に変更はないとしている。12日の3号機再稼働後、トラブルが起きたのは初めて。

 トラブルがあったのは原子炉建屋とは別の純水装置建屋。既に水の流れを止め、漏れはない。現在、原因を分析している。

 漏れたのは、2次冷却水の塩分を取り除く装置を洗浄した後の純水。この日午前10時半からポンプを動かして排水処理装置に送っていたところ、午後2時4分に配管(鋼製、直径60ミリ)のつなぎ目から水が漏れているのを作業員が見つけた。前日までは異常はなかった。

 ポンプを止めたところ水漏れも止まった。漏れた水は純水装置建屋の床下にある排水槽に流れたとみられ、水の量は最大1・3トンに上る見込み。止めても直ちに運転に支障はなく、89万キロワットのフル稼働を続けている。

 7月17日には今回とは別の建屋にある1次冷却水ポンプの調整運転中に、ポンプ内を洗うための純水が本来通る配管とは別の配管に流れるトラブルが起きている。