東みよし町のイベントに出演した佐々木さん(左端)。「日本一ヒマな親善大使」として活動を始めた=同町西庄

 東みよし町出身のタレントで、同町の親善大使を務めている佐々木麻衣さん(27)=東京都=が、大使としての仕事が少ないことを逆手に取り、自ら「日本一ヒマな親善大使」と名乗って活動を始めた。早速マスコミで取り上げられるなど話題になっており、「日本一ヒマ」の称号を返上する日も近いかもしれない。

 東みよし町と町商工会が1月、佐々木さんを親善大使に任命。初めての試みで、佐々木さんも同様の経験がなく、活動の手探り状態が続いた。そのためか、佐々木さんが6月までの半年間に参加した公式行事は、町の合併10周年記念式典(3月)と、JRグループの観光キャンペーンイベント(5月)の2回のみだった。

 都内のPR会社を営む町出身者がそうした現状を知り、「逆に活動の少なさをアピールしたら面白いのでは」と提案。7月から「日本一ヒマな親善大使」と自称して夕刊紙や週刊誌、ラジオ番組などを訪問し始めた。すると、ネットニュースなどに取り上げられ、同時に町のことも紹介されている。

 今後も「日本一ヒマ」を売りに、イベントなどへの出演を目指す。今月6日、里帰りして「東みよしフェスタ」(町商工会青年部主催)に登場した佐々木さんは「まずは町と自分の名前を覚えてもらうところから始めたい」と決意表明。「『日本一ヒマ』の称号はいつでも譲ります」と意気込んだ。

 町商工会の元木健会長も「ぜひ、脱・日本一を目指してもらいたい」とエールを送る。

 佐々木さんは池田高校を卒業後、2009年にタレントとしてデビュー。グラビアアイドルとして企業のイメージガールを務めたり、テレビ番組に出演したりしている。