吉野川高の生徒が売り出す高級品種のブドウを使った加工品=吉野川市鴨島町鴨島の菓子工房みずほ

 吉野川高校(吉野川市)の農業科学科2、3年生10人が、同校土成農場果樹園(阿波市土成町)で栽培した高級品種のブドウを使い、夏向けのスイーツ3種類を商品化した。規格外の果実の有効活用が目的で、28日に徳島市中心部で開かれる欧風産直市・とくしまマルシェで売り出す。

 商品はいずれもフランス伝統菓子のジュレ(ゼリー)、コンフィチュール(ジャム)、パート・ド・フリュイ(フルーツゼリー)。甘味と酸味のバランスに優れた「竜宝」「シャインマスカット」の大粒品種をシロップに漬けたり、煮詰めたりして味を調えた。高級ブドウの濃厚な甘味が凝縮された仕上がりとなっている。

 今季は形が良くなかったり、小ぶりだったりした果実が多かったため、加工品の原料に活用することを決め、学校近くの「菓子工房みずほ」(吉野川市鴨島町鴨島)に相談。山本明オーナーパティシエ(52)の協力で、夏場にふさわしい商品開発を進めてきた。

 マルシェでは計500個を用意。ジュレ200円、コンフィチュール300円、パート・ド・フリュイ100円で販売する。