東京すだち遍路のチラシ

 神山町特産のスダチを使ったグルメを東京の飲食店で食べ歩いてもらう「東京すだち遍路」が9月10日から、東京都内の飲食店で開かれる。市場での価値が低い規格外のスダチを有効活用しようと、神山町地域おこし協力隊が3年連続で企画。協力する飲食店は昨年の40店から48店に増えた。10月10日まで。

 協力店は銀座や渋谷、恵比寿、代官山、神田などにあり、和食やイタリアン、中華、ラーメン、カフェといった多彩なジャンルに及ぶ。各店で今年のメニューを考案中で、今月末に決まる見通し。

 スダチは若手生産者グループ「神山鬼籠野みどり会」が育て、傷があったり、皮の色にむらがあるものを使う。1店舗5キロまで無償提供し、それ以上は5キロ2千円で販売する。

 昨年までは地域おこし協力隊でつくるNPO法人「里山みらい」がスダチを送っていたが、今年から料理人とのつながりを深めてもらうため、生産者が直接送る。

 昨年参加した40店のうち不参加は3店で、リピート率は95%と高い。今年からは新たに11店が加わった。

 地元神山でもスダチ料理を楽しんでもらおうと、期間中、神山のカフェやピザ店など14店で食べ歩きのスタンプラリーを開く。里山みらいは「今年もシェフと”B品スダチ“のおいしい出合いを楽しんでほしい」とPRしている。