赤の広場で華麗に踊る阿波おどり振興協会の連員たち=モスクワ(徳島県提供)

 阿波おどり振興協会の選抜連が27日夜(日本時間28日未明)、ロシア・モスクワ市中心部の「赤の広場」で開幕した国際音楽祭に出演した。同国で阿波踊りが披露されたのは初めて。7千人を超える観客から盛大な拍手が送られた。

 選抜連の40人は、赤の広場のシンボル・聖ワシリー大聖堂をバックに約10分間、勇壮な男踊りとしなやかな女踊りを繰り広げた。桜や富士山などの映像が投影されたプロジェクションマッピングもあり、会場には大きな歓声や手拍子が起こった。

 女踊りリーダーを務めた阿呆(あほう)連の松本秀美さんは「素晴らしい場所で踊ることができて感動した。今後も海外で踊りの良さを伝えられるように励みたい」と喜んでいた。

 選抜連は音楽祭に先立ちモスクワ市内の全ロシア博覧センター周辺で行われた開幕パレードにも参加。数万人の観衆を魅了した。音楽祭には28、29両日も出演し、29日は市民に踊りを手ほどきする。帰国は31日。

 音楽祭への出演は在日ロシア大使館から県に依頼があり、振興協会が引き受けた。