陸上の第20回四国高校新人選手権最終日は14日、鳴門ポカリスエットスタジアムで男女計17種目の決勝を行った。徳島県関係では、女子円盤投げで安岡若菜(生光学園)が37メートル86を投げて優勝。女子走り高跳びは藤本千愛(鳴門渦潮)が1メートル63で頂点に立ち、前日の100メートル障害に続き2冠を達成した。男子円盤投げは長瀨優作(生光学園)が40メートル83で制した。

 

 自己ベスト更新も反省 安岡(生光学園)​
 

女子円盤投げ決勝 37メートル86で優勝した生光学園の安岡=鳴門ポカリスエットスタジアム


 女子円盤投げを37メートル86で制したものの、安岡(生光学園)の表情はさえなかった。「前半3回の内容が悪く、最後も記録を伸ばせなかった」。自己ベストを1メートル32更新しての優勝にも口を突くのは反省の言葉だった。

 「いろいろなことを意識しすぎた」と振り返る1投目は32メートル台止まり。「最初に35メートル以上を投げる」とのプランが崩れた。4投目に最長をマークしたものの、その後は記録を更新できず「最後に投げきれなかったのは未熟な証拠」と課題を挙げた。

 兵庫県尼崎市出身。大舞台で力を発揮できる選手になりたいとの思いで今春、投てきの強豪校に入学した。徳島に来てまだ半年だが「身の回りのことが自分でできるようになり、練習にも集中できている」と自らの成長を実感している様子。「技術を身につけ、メンタル面も強くしたい」。全国舞台での活躍を夢見る1年生は、これからが伸び盛りだ。


 踏み切りを修正 藤本(鳴門渦潮)

 女子走り高跳びで1メートル63をクリアし、100メートル障害との2冠に輝いた藤本(鳴門渦潮)。序盤の試技では踏み切りの向きが悪く失敗もあったが、うまく修正した。「助走スピードが上がり、安定して1メートル60が跳べるようになってきた」と手応えを感じている。

 それでも自己ベストを2センチ上回る1メートル66への挑戦は失敗に終わり、悔しさものぞかせた。「バーが上がるとどうしても力んでしまう。どんな高さでも同じように踏み切れるように練習したい」と口元を引き締めた。


 ターンに安定感 長瀨(生光学園)

 男子円盤投げを40メートル83で制した長瀨(生光学園)は「体重を乗せて投げられた」と満足そうに振り返った。1投目で40メートル超をマークして気を楽にすると、その後は大きくターンするよう心掛け、6本とも失投なく40メートル付近に運んだ。

 以前は良い試技ができてもその後に崩れてしまうことが多かったが、最近は安定感が出てきたという。「練習を重ねる中でファウルへの不安もなくなってきた」と自信をつけており、「体格を大きくして飛距離を伸ばしたい」と話した。

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