自転車通学用ヘルメットを試着する穴吹高生=同校

 徳島県教委は新学期から、県立高校と特別支援学校の高等部の生徒に、自転車用ヘルメットを無償で貸し出す制度を始める。各校に学級数と同程度の数のヘルメットを購入する費用を配分し、着用を希望する生徒にモニターとなってもらう。4月施行の県条例で努力義務になっているヘルメット着用を広め、通学時などの安全確保につなげたい考え。

 穴吹高(美馬市)で開かれた試着会にはモニターに応募した1、2年生10人が参加。白や黒、蛍光色などのヘルメットが用意され、生徒は「軽い」「通気性がよさそう」と感想を言い合いながら、気に入ったものを選んだ。後部にLEDが付いたタイプや、流線型のモデルが人気を集めていた。

 自転車に乗っている時に乗用車と衝突しそうになったことがあるという先川颯さん(17)=2年=は「通学時だけではなく、アルバイトの往復でもヘルメットをかぶりたい」と話した。ヘルメット試着会は他の高校でも行う。

 4月施行の「自転車の安全で適正な利用に関する条例」は、ヘルメット着用や自転車の点検整備などを、自転車利用者の努力義務としている。