巣の北側の電柱に止まる2歳の雌=鳴門市大麻町

 鳴門市大麻町の巣の近くで滞在していたが7月24日に香川県三豊市に移ったコウノトリの雌(2歳)が30日、同町に戻ってきているのを地元住民が見つけた。

 観察者によると、正午ごろ、2歳の雌は巣の北側の電柱に止まっているところを確認された。しばらくすると巣にいた3歳の雌が近寄って追い払おうとした。互いに羽をばたつかせたり威嚇し合ったりした後、2歳の雌は電柱を離れ、周辺の田んぼで餌をついばむなどした。

 3歳の雌とペアを組んでいた雄(5歳)は7月23日以降、巣を離れている。一時、京都府内で目撃されたが現在は居場所が分かっていない。

 上板町七條の板東喜雄さん(67)は「うれしい。雄も帰ってきてくれるといいが、1羽余ってしまうね」と笑った。