猟銃の扱い方を確かめる学生ら=石井町の県立農業大学校

 石井町石井の県立農業大学校で、「狩猟免許講座」が開かれた。農作物の鳥獣害が深刻化しているにもかかわらず狩猟者が減っているため、若いハンターを育てようと県が初めて企画した。

 本年度にわなや銃の免許取得を目指す1、2年生8人と教員2人が参加。県猟友会員から狩猟可能鳥獣の種類やその見分け方、狩りのルールについて講義を受けた。わなや銃を実際に触り、使用するワイヤの太さが4ミリ以上でなければいけないことなどを確認した。

 講座に先立ち、全生徒59人に向けた狩猟の基礎講座もあった。

 わな猟の免許を目指す尾方克迅(かつとし)さん(21)=1年=は「専門知識が深まった。免許を取って鳥獣害対策に貢献できれば」と話した。

 県によると、県の狩猟者登録はピーク時の1978年には6577人だったが、15年には2396人に減少している。7割が60歳以上で、若者の多い農大で免許取得を奨励することにした。