山本さん(手前中央)からロープワークを学ぶ外国の行政官=石井町藍畑の石井河川防災ステーション三郎広場

 日本で防災技術を学んでいる外国の若手行政官が1日、石井町藍畑の石井河川防災ステーション三郎広場を訪れ、水防技術やロープワークを学んだ。

 パキスタンやスリランカ、東ティモール、ジンバブエなど10カ国の30代職員13人が参加。防災エキスパートの山本邦一さん(77)=元国土交通省職員、藍住町徳命=と国交省徳島河川国道事務所職員の指導を受けながら、土のうや竹を使って堤防の漏水を防ぐ応急対策の工法、「もやい結び」「船結び」など6種類のロープワークを実践した。

 河川を多く抱えるブラジル都市省のフランシスコ・レイテさん(32)は「日本特有のものが多く、新鮮だった。ブラジルでは5年前から国を挙げて防災に力を入れているので役立ちそう」と話した。

 13人は、国立研究開発法人土木研究所と国際協力機構(JICA)の洪水防災研修で昨年10月から今年9月まで来日しており、来県は現地研修の一環。