三好市は、大都市圏などからシニア層らの移住を受け入れる「生涯活躍のまち構想」(市版CCRC=継続的なケア付き退職者コミュニティー)の基本計画をまとめた。同市池田町の2カ所を事業エリアとして想定。交流拠点や住居を設け、2020年度末までに100人の受け入れを目指す。市は事業参入を希望する市内の法人に対し、意向調査を始めた。

 対象エリアは阿波池田駅周辺と箸蔵地区。移住者が地域社会に溶け込み、幅広い世代と交流できる施設や、空き家を改修した「サービス付き高齢者向け住宅」「お試し居住施設」を整備する。

 移住者の多様なニーズや生活状態を把握して支援するコーディネーターの配置、就労機会や生涯学習、趣味の場を提供するサービスの実施も盛り込んだ。

 シニア層のほか、就労意欲のある40~50代も移住対象に想定。受け入れ目標とした100人のうち、50人程度については豊富な知識や技能を持ち、地域活性化に貢献してもらえる人材の誘致を目指す。

 社会福祉法人などに参入の意向を聞く個別のヒアリングを23日まで実施。事業概要やサービス内容に関する書類を30日まで受け付ける。年内には、事業者を確定したい考えだ。