積み上げられた藍の葉を崩し、再び積み上げる作業をする職人ら=上板町の佐藤阿波藍製造所

 収穫後に乾燥させた藍の葉に水をかけて発酵させる「寝せ込み」の作業が4日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まった。

 作業を行う「寝床」では、早朝から藍師の佐藤好昭さん(53)や職人ら6人が作業を始めた。6月から7月に収穫され、高さ1・5メートルほどに積み上げられた「一番刈り」の葉に水を打ち、崩して積み上げる作業を繰り返した。今後、二番刈りの葉を加えた上で、5日間置きに水を打っては積み直すという作業を継続する。12月には、藍の染料の「すくも」が完成する。

 佐藤さんは「今年の夏は晴天に恵まれ、厚みのあるよい葉が収穫できた。温度管理に気をつけて良いすくもを作りたい」と話した。