【右】松友美佐紀選手【左】高橋礼華選手

【右】松友美佐紀選手【左】高橋礼華選手

 徳島県の飯泉嘉門知事は5日の定例会見で、リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀選手(24)=藍住町出身=への県民栄誉賞贈呈式を26日に県庁で行うと発表した。松友選手とペアを組んだ高橋礼華選手(26)には特別功労賞を贈ることも明らかにした。

 2人は26日午後3時、県庁に知事を表敬訪問して金メダルを報告する予定で、これに合わせて贈呈式を行う。

 当日は県庁1階県民ホールで県民を交えて2人を歓迎するほか、バドミントンをしている小中学生との交流も検討しているという。知事は「多くの県民に生のタカマツペアを体感してもらえれば」と話した。

 県民栄誉賞は松友選手で13件目。特別功労賞は県民栄誉賞に次ぐ県表彰の特別表彰。

◎27日には藍住町でパレード

 藍住町は、町出身の松友美佐紀選手の凱旋(がいせん)パレードを27日、同町で行う。5日の町議会全員協議会で奥田浩志社会教育課長が報告した。

 パレードは27日午前11時から、大型量販店「ゆめタウン徳島」周辺の県道徳島環状線約800メートルで行う。ペアを組んだ高橋礼華選手と2人でオープンカーに乗り込み、西向き車線と東向き車線を約50分かけて往復する。雨天時はコースを短縮する。

 町は同日午前10時から町役場で松友選手への町民栄誉賞の授与式を開く。高橋選手にも感謝状を贈呈する。パレード後の午後1時から町民体育館で金メダルの報告会を行い、午後2時から母校の藍住東小学校を訪問する。