ユニバーサル芸術祭をPRするチラシ

 年齢や障害の有無にかかわらず一緒に音楽や芸術を楽しむイベント「SLOWLY LIVE(スローリーライブ)・ユニバーサル芸術祭2016」が11日、鳴門市文化会館で初めて開かれる。県内の障害者施設の利用者らが参加して多彩なステージなどを繰り広げ、共生社会実現へ機運を盛り上げる。

 県内で活動する社会人バンドをはじめ、大学の和太鼓サークル、阿波踊り連など15組がステージに出演。障害者支援施設の淡島学園(阿南市)、春叢園(松茂町)の利用者も日本舞踊やバンド演奏を披露する。午前10時開演で、入場無料。

 ロビーでは、草の実学園(鳴門市)、吉野川育成園(松茂町)など6施設の利用者が制作した絵画や書道、七宝焼の作品を展示する。授産施設で作ったパンや菓子、藍染作品の販売も行う。

 企画したのは、鳴門市の音楽愛好家らでつくり、中高生バンドのライブを年数回開いている「なるとにぎわい座」。木下かよこ会長が知人から障害者が県内で芸能や美術作品を発表する機会が少ないことを聞き、第30回の節目となるライブに合わせ、県知的障害者福祉協会と連携して企画した。

 木下会長は「幅広い層が参加しているので、ぜひ一緒に楽しんでほしい。できれば来年以降も開いていきたい」と話している。