J1昇格を目指して戦う徳島ヴォルティス。応援のためにホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムに行くと、さまざまなグルメを楽しめます。この中からいくつかの店を個別に紹介します。
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徳島市城南町など県内で3店舗を展開するカフェ茶茶家(チャチャハウス)は、徳島ヴォルティスがJ2に参入する前のJFL時代からホームゲームに出店しています。
ワゴン車を使った店には、サンドイッチなどの軽食をはじめ、デザート、ドリンクなどが並んでいます。定番商品は、あげパン(6種類、130円・180円)。しっとりもっちりとした食感で、きなこやシナモンなど、さまざまな味が楽しめます。
スダチや徳島の名産品を使ったメニューも人気を集めています。スダチビール(600円)は、ビールにスダチ果汁を搾った爽やかな香り。フィッシュカツサンド(430円)は、昨年のスタジアム学園祭で徳島商業高の生徒と一緒に作り、その後定番になりました。サツマイモのチップス「おさっち。」(プレーン・塩味、各500円)はシェアしやすいとよく売れているそうです。
店は鳴門ポカリスエットスタジアムの北スタンドにあるホーム自由席、徳島サポーターが多く集まる通称「ゴール裏」近くにあります。J1で戦った2014シーズン以来ここが定位置となっています。
オーナーの澤田慎也さんは「ゴール裏が盛り上がらないと強いチームにはならない。J1昇格に向けてサポーターを後押ししたい」と話してくれました。
場所柄、客のほとんどが徳島のサポーターですが、地元への愛があふれたメニューに、次々に足を止める県外客も。限定メニューも時々登場しているので、目が離せません。