ヘディングシュートを狙うウタカ=鳴門ポカリスエットスタジアム

 台風の影響で延期されていた明治安田J2第35節第3日は16日、鳴門ポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティス対ヴァンフォーレ甲府の1試合を行い、徳島は0-1で甲府に敗れ、3連敗でJ1昇格プレーオフ(PO)進出が遠のいた。

 0-0で迎えた後半ロスタイム、甲府のカウンターからのミドルシュート1発に沈んだ。

 徳島は16勝6分け15敗で勝ち点を54から伸ばせず、PO圏の6位横浜FCとの勝ち点差9を縮めることができなかった。

 徳島の次戦は第38節で、21日午後2時から東京・調布市の味の素スタジアムで7位の東京Vと戦う。

J2第35節 鳴門ポカリスエットスタジアム 観衆3217人

徳島 0-1 甲府
   0-0
   0-1

【得点者】甲府=後半46分 、道渕

 バラルを累積警告で欠く徳島はウタカの1トップで臨み、カウンターから好機も得たが無得点に終わった。0-0で迎えた後半は高さのあるブエノを投入し、42分にはウタカの惜しいヘッドなどもあったが、こじ開けられず。ロスタイムに甲府のカウンターで決勝点を許した。

 徳島は前半6分の左CKで小西のダイレクトシュートのこぼれ球をウタカが押し込んだが、審判団の協議で判定がノーゴールに覆る不運もあった。