徳島ヴォルティスのロドリゲス監督

 サッカーJ2徳島ヴォルティスは16日、鳴門ポカリスエットスタジアムでヴァンフォーレ甲府と対戦し、0-1で敗れた。徳島のリカルド・ロドリゲス監督の記者会見コメントは次の通り。

 ー試合の総括を。

 見て分かったと思いますが、全体的にプラン、我々のやりたいことははっきりしていたと思います。スペースを突いていったんですけど、うまくいかなかった。

 二つ目は、ボールを前線に入れて、つまり高い選手を入れて、相手が引いたところを崩していこうとしました。後半最後にウタカがヘディングシュートで合わせたのが一番大きなチャンスだったんですが決められず、最後に道渕選手(甲府)にミドルシュートを決められました。昇格プレーオフは、より一層厳しくなったという印象です。

 ー押谷選手を起用した意図は?

 彼を起用した理由は、サイドに2人を置いて、そこからクロスをあげて中の強い選手が合わせる、そういう意図がありました。

 ーJ1昇格プレーオフへの可能性が低くはなったが、上位との直接対決が二つ残っている。選手たちにはどんな言葉を?

 難しくなったとは話しましたが、我々にとって次の試合、これからの試合に最善の策で臨んでいくしかない。難ししいとはいえ不可能ではないので、残り5試合、勝ち点15をしっかり取れるようにしていきたい。ただ一方、リアリストになると、やはり難しいというのは事実なので、まずは目の前の試合ですね。

 ー(出場停止で)バラルがいない。ウタカの1トップはむずかしかった?

 この試合に向けていろいろと準備をしてきて、つないでいくコンビネーションのサッカーであったり、前線に放り込んでいく形であったり、いろいろな策を練ってきたんですけど、きょうはカウンターを狙いました。ですが、最終的にはうまくいかなかった。