鳴門市内に飛来している特別天然記念物コウノトリにちなんだ農作物などの認証制度を導入する市は8日、認証した農作物などのブランド名とロゴマークを決めた。いずれも全国公募していた。販路拡大や市のPRなどにつなげる。

 ブランド名に決まったのは、山口県周南市の青木輝男さんが応募した「コウノトリおもてなし」。鳴門を訪れる人を心と味でもてなすとの思いが込められている。応募のあった830件から最優秀賞に選ばれた。

 ロゴマークには252件の応募があった。渦潮とコウノトリを描き、幸せを運ぶコウノトリのイメージをハートで表現した川崎市の重田修さんの作品=写真=が最優秀賞に選ばれた。重田さんの作品のほか、優秀賞の作品も使う。

 鳴門市には昨年からコウノトリが定着しており、市は餌場となっているレンコン畑に着目。自然に配慮した農法で栽培したレンコンなどを認証し、独自ブランドとして売り出すことを決めた。

 審査は、コウノトリ定着推進連絡協議会のブランド部会や市職員が行い、コウノトリのイメージが伝わりやすく、分かりやすいものを選んだ。優秀作品には、名称、ロゴマークの各3点を選んだ。

 鳴門市大麻町の巣の周辺には現在、3歳の雌と2歳の雌が巣の近くの畑で餌をついばむなどして過ごしている。