藤本選手の銅メダル獲得を喜ぶ教職員=徳島視覚支援学校

 藤本聰選手が勤務する徳島市南二軒屋町2の徳島視覚支援学校では9日早朝、教職員15人が校長室に集まり、3位決定戦のテレビ中継を見守った。4年前の挫折を乗り越えての銅メダル獲得に「色は関係ない。素晴らしい戦いだった」と手放しで賛辞を送った。

 祈るようにテレビ画面を見詰めていた教職員たちは試合終了の瞬間、「がんばれ!」と書かれたうちわをたたいて大喜びした。藤本選手と一緒に授業を行っている内田敬久教諭(43)は「厳しい試合だったけど、絶対に勝ってくれると信じていた」と声を弾ませた。

 同校に通う幼児と児童、生徒の計24人が寄せ書きした国旗を藤本選手が掲げる姿がテレビに映し出されると、校長室では再び大きな拍手が沸き起こった。上野清文校長(55)は「ロンドン大会出場を逃した悔しさなど8年間の思いをぶつけた一戦だったと思う。学校にとっても最高のメダル」と目を細めた。