かずら橋を渡った外国人観光客とハイタッチする児童=三好市西祖谷山村善徳

 三好市西祖谷山村の檪生小4、5年生9人と西祖谷中の全生徒15人が15日、村を訪れたオーストラリア、ドイツ、カナダのツアー客を英語でもてなした。

 児童らは、同村善徳のホテルかずら橋に到着したツアー客に自己紹介した後、祖谷のかずら橋へ。一緒に渡り切ると、ハイタッチして喜び合った。事前に考えたクイズを出題しながら、地域の伝統行事や観光名所について紹介した。

 檪生小5年の伊沢穂乃花さん(11)は「楽しく過ごしてもらおうと笑顔を心掛けた。この場所を好きになってほしい」。西祖谷中3年の喜多俊介さん(14)は「海外から来てもらえると地域に活気が生まれる」と話した。

 11月5日には吾橋小児童も加わり、別のツアー客をもてなす。小中学校が合同で取り組む英語学習の一環で、5年目。