皮むき間伐を体験する参加者=牟岐町河内

 木の皮を剥いで立ち枯れさせてから伐採する「皮むき間伐」の体験イベントが9日、牟岐町河内の森林であり、地域住民約10人が皮むきに挑戦しながら間伐の利点や仕組みを学んだ。

 静岡県富士宮市のNPO法人「森の蘇(よみがえ)り」の大西義治理事長が講師となり、参加者はスギやヒノキ計8本の皮を鎌やのこぎりを使って剥いだ。これらの木は約1年間放置して乾燥させた後、伐採する。

 木は皮を剥ぐと養分が根に運ばれなくなり、土から水分を吸収する力がなくなる。簡単にできる間伐方法として注目されており、牟岐町地域おこし協力隊の中井貴彬(よしあき)さん(32)が、手入れのされていない森林が多くある現状や間伐の必要性を知ってもらおうと企画した。