巨大ひな壇で飾り付けをする様子を撮影したビデオを見る会員=勝浦町の人形文化交流館

 リオデジャネイロ五輪に合わせて、現地で「ビッグひな祭り」を展示した勝浦町のNPO法人・阿波勝浦井戸端塾は10日、同町生名の人形文化交流館で会員向けの報告会を開いた。稲井稔理事長は会員15人を前に「予想以上の反響があり、小さな町の光り輝く文化を見せることができた」と誇らしく語った。

 7月31日から8月6日まで、ブラジルに滞在した稲井理事長と国清一治事務局長が、現地で撮影したビデオや写真を見せながら報告した。人形を寄贈したブラジル日本文化福祉協会の会員が熱心に飾り付け方を学んでくれたことや、巨大ひな壇での作業中に落とした飾りを現地スタッフが笑顔で拾ってくれたエピソードを披露。稲井理事長は「私たちが帰国した今も、会場を訪れる人がひな壇を見て笑顔になっていればうれしい」と話した。

 会員は、巨大ひな壇前で記念撮影する外国人らの写真を見ながら「勝浦の名前を知ってもらえたね」「ブラジルでも人形が愛されているようでうれしい」などと話し合っていた。

 ひな人形はパラリンピック終了の今月18日まで、リオ市内に設けられたジャパンハウス内に展示される。