日本学校農業クラブ四国大会のプロジェクト発表会で最優秀賞に選ばれた城西高阿波藍専攻の3年生=徳島市の同校

 農業系高校の生徒が研究成果や技能を競う日本学校農業クラブ四国大会のプロジェクト発表会で、徳島市の城西高校が最優秀賞に選ばれた。阿波藍の栽培や染色技術の継承活動に取り組み、地域の伝統を守っている点が高く評価された。同校は四国代表として10月26、27両日に大阪府である全国大会に出場する。

 城西高は伝統の藍産業を守り伝えようと、2010年から農業科学科(現・植物活用科)の生徒がタデアイ栽培や染料のすくも作り、染色の技術を学んでハンカチやTシャツを製品化してきた。

 四国大会は8月23、24両日に愛媛県松前町であり、4県から16校、約400人が参加。阿波藍専攻の3年生5人はプロジェクト発表会3部門のうち、伝統継承などをテーマとする第Ⅲ類に出場した。

 発表では地元の藍師や染色家から天然素材だけで染料を作る技術を学んだり、園児らに藍染を指導したりしていることを紹介し、プロジェクト発表会で徳島県勢では05年の三好高校以来、11年ぶりとなる栄冠を手にした。

 発表役を務めた藤本まりあさん(17)は「先輩から受け継いできた活動が認められてうれしい。全国大会でも最優秀賞を取れるように頑張りたい」と意気込んでいる。