奉納米を刈る児童=鳴門市大麻町の神饌田

 鳴門市大麻町の大麻比古神社に奉納する米の稲穂を刈り取る「抜穂祭(ぬきほさい)」が11日、神社近くの神饌田(しんせんでん)と呼ばれる田んぼであった。

 圓藤恭久宮司が祝詞を読み上げて、収穫の安全を祈願。すげがさをかぶり、白衣に赤だすきを掛けた板東小学校の女子児童11人が約6アールの田んぼに入り、約80センチに育った稲を鎌で刈り取った。

 稲は5月の「お田植え祭」で児童が植えたキヌヒカリで、同市大麻町桧の農業石川清司さん(76)が管理してきた。約300キロを収穫する見込みで、11月から1年間、神事などで奉納される。

 6年の福田悠衣(ゆい)さん(11)は「お米が付いていて重かったけど、奉納される稲を収穫できてうれしい」とほほ笑んだ。