ジロウギュウと剣山を結ぶ登山道から望める、鮮やかに色付いた剣山の山肌=那賀町岩倉のジロウギュウ山頂から


 徳島県内が秋の色に染まり始めた。西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)から始まった木々の色付きは、気温の低下とともに下界を目指して下りてきている。

 剣山とジロウギュウ(1930メートル)を結ぶ稜線(りょうせん)には登山道が続き、そこからは剣山の山肌を彩るダケカンバやブナ、モミジなどの紅葉が見渡せる。これから11月下旬まで、県内各地で緑の山々が錦の帯に包まれる。