[上]最後の運動会で阿波踊りを披露する政友小児童=同校[下]徒競走を楽しむ北川小児童=那賀町木頭北川の北川体育館

 本年度末で休校する三好市山城町政友の政友小学校と、那賀町折宇の北川小学校で18日、最後の運動会があった。ともに雨のため体育館での開催となったが、地元住民や卒業生も参加して児童と一緒に汗を流し、思い出を胸に刻んだ。

 政友小では、在校生の森幹太君(12)、谷拓人君(11)、山岡千草さん(12)、横田万季さん(12)=いずれも6年=のほか、住民ら例年の倍近い約200人が参加した。

 開会式で横田さんが「仲間と心を一つに力いっぱい演技する」と宣誓。参加者は東西の組に分かれ、玉入れや騎馬戦、リレーなど25種目に取り組んだ。児童が一輪車に乗ってダンスをしたり、地元の阿波踊り連の鳴り物に合わせて乱舞を披露したりすると、会場からひときわ大きな拍手が送られた。

 児童4人は「最後だと思うと寂しいけれど、たくさんの人に喜んでもらえてうれしい」と声をそろえた。

 北川小では約400人が参加。2年の岡田柚子波(ゆずは)さん(7)、4年の中村大和君(9)と野口芙羽(ふう)さん(10)、5年の前浦圭哉君(11)の全児童4人が「いつも私たちを見守ってくれる皆さんと一緒に、思い出いっぱいの運動会にします」と力強く宣誓した。

 借り物競走や綱引きなど27種目の競技が行われた。住民も女装をしてフラダンスを披露するなどして盛り上げ、終始笑い声が響いた。

 1932年に卒業した同町木頭北川の要(かなめ)明幸(あきゆき)さん(96)は「最後というのが寂しくてたまらないが、4人には北川小最後の児童としての誇りを胸に頑張ってほしい」とエールを送った。