若年性認知症への理解と支援をテーマにした講演会(徳島県、認知症の人と家族の会県支部主催)が19日、徳島市のとくぎんトモニプラザであり、患者家族や医療関係者ら約90人が耳を傾けた。

 専門医の片山禎夫・片山内科クリニック院長(56)=岡山県倉敷市、写真=が、地域で無理なく就労や社会参加を進めていくポイントのほか、周囲の人が取るべき対応を紹介した。

 自分らしい生活を続けるためのサポートが受けられる社会づくりに向けては「患者のために地域でタクシーの契約をしたり、共に集う機会を設けたりすることが求められる。認知症を誰もが理解することで新しい人の絆ができる」と強調した。

 実母が認知症だという原本美代子さん(69)=小松島市芝生町=は「コミュニケーションの取り方を教えてもらった。笑顔で寄り添うサポートを実際の場面で生かしたい」と話した。