2年後の世界選手権開催に向け、意欲を新たにする地元関係者ら=三好市池田町の池田ダム湖

 水上スポーツ「ウェイクボード」の第1回アジア大会(アジアウェイクボード協会主催)最終日は19日、三好市池田町の吉野川・池田ダム湖でアマチュアの5クラスの決勝が行われ、3日間の熱戦に幕を下ろした。穏やかで美しい湖面に、選手らの評価は上々。地元関係者は2年後の世界選手権開催に向けて意欲を新たにした。

 「この地が日本のウェイクボード発祥の地になればいい」。プロ選手の安井寿紀さん(24)=兵庫県姫路市=は、こんな表現で試合会場の競技しやすさを褒めたたえた。

 普段の週末から多くの愛好家が訪れるダム湖。大会期間中の来場者は約4200人を数えた。アマチュアのベテランクラスを制した神野道恵さん(45)=名古屋市、エステサロン経営=は「川岸の観客との距離が近く、声援がよく聞こえた。プレーにより気合が入った」と笑顔で話した。

 地元の関係者は手応えを感じた様子。谷口宏実行委員長(69)=三好市市観光協会長=は閉会式で「来年もここで大会がある。ぜひ帰ってきて」と力強く呼び掛けた。

 ダム湖は18年の世界選手権開催の有力候補地となっており、同市のウェイクボード同好会に所属する西村裕さん(62)=同市山城町大川持、建設会社社長=は「三好を活気づかせるためにも実現させたい」と意気込んだ。

 この日の競技では、ボートの引き波に乗る「ウェイクサーフィン」で、松浦章夫さん(41)=同市池田町シマ、自営業=が2位に入った。