韓国で披露する阿波踊りを練習する城ノ内中生=徳島市の城ノ内中学・高校

 日本と韓国の若者の相互理解を目的とした日韓文化交流基金の「日本中高生訪韓団」に、徳島市の城ノ内中学校が選ばれた。25日から7日間、3年生45人が現地の中学校や大学を訪れて交流し、互いの歴史や文化を伝え合う。

 訪韓団は政府の事業として2000年に始まり、都道府県や政令指定市など地域単位で参加校を募っている。今年は全国18地域から応募があり、訪問時の学習計画などが優れていた中学校と高校各2地域が選ばれた。県内からの応募は城ノ内中だけだった。

 城ノ内中生はソウル近郊・安養市の虎渓中学校で、鳴門の渦潮、阿波藍といった徳島の観光や産業をハングルと英語で紹介し、阿波踊りを披露する。韓国南部・木浦市の木浦大では日韓の文化についての講義を受け、大学生と交流する。

 生徒は7月から韓国の歴史やハングルを学んだり、阿波踊りを練習したりと準備を重ねてきた。細川ときねさん(15)は「韓国の若者とたくさん話して日本と違う文化や習慣を学び、徳島の魅力を伝えたい」と意気込んでいる。

 県内からは14年に吉野川市の鴨島第一、鴨島東、県立川島の3中学校が訪問団に参加している。