「東みよし音頭」を作詞した久保さん(左)と振り付けを考案した青山さん=東みよし町加茂

 作詞活動をしている東みよし町西庄の久保好市さん(64)=会社員=が、町の名所や特産品を歌詞に盛り込んだ「東みよし音頭」を作った。知人の協力を得て作曲や振り付けもできており、10月29日に行われる東みよし町まつりで披露する。

 歌詞は3番まである。「町をみまもり千二百年 大クスの森 宝とす」「三好(まち)を彩る愛宕柿 青い空には白い雲 絶えることない吉野川」などと、国指定特別天然記念物「加茂の大クス」や町北部の特産品「愛宕柿」を紹介。吉野川の景勝地「美濃田の淵(ふち)」の桜の美しさなどもつづっている。

 久保さんの知人の作曲家山田恵範(よしのり)さん=大阪市=が、明るく親しみやすい曲調に仕上げた。歌手の渋谷有美さん=堺市=が歌を担当し、CDに収録した。

 振り付けは、町文化協会顧問で日本舞踊や詩吟をたしなむ青山理夫さん(69)=同町加茂=が久保さんに賛同し、手掛けた。歌詞にある温浴施設「美濃田の湯」にちなんで手ぬぐいを小道具に使い、大クスや空を仰ぐしぐさや、阿波踊りの要素を取り入れた。

 まつりでは、町内の舞踊愛好家ら、小学生から80代までの約20人が披露する予定。

 久保さんは「ふるさとのために何か形にしたい」と構想を温め、町が3月に合併10周年を迎えたのに合わせて歌を完成させた。曲のCDを町や町社会福祉協議会などに寄贈して活用してもらうことも考えている。

 久保さんは「一人でも多くの人に覚えてもらい、素晴らしい町に愛着を持ってもらうきっかけになれば」。青山さんも「小中学生や踊りのグループなどに伝え、浸透させていきたい」と意気込んでいる。