フェスタで味わえる地ビール=徳島市東船場町1のAWA新町川ブリュワリー

 地ビール人気が再燃する中、全国の多彩な銘柄を楽しめる「徳島地ビールフェスタ」が24、25の両日、徳島市の藍場浜公園で初めて開かれる。県内外の蔵元12社が30種類以上を出品。個性的な味の飲み比べが楽しめる。実行委は「ブームから文化へと発展させたい」と意気込んでいる。

 県内から出店するのは徳島市の「AWA新町川ブリュワリー」と上勝町の「ライズ&ウィン ブリューイングカンパニー」の2社。東京、岡山、沖縄など県外の醸造所9社のほか、大手のキリンビールも参加する。

 会場には各醸造所の飲食ブースが並び、英国パブで人気の「ペールエール」といった定番品から、岡山の桃、沖縄のシークワーサーなど地域の果実を使った「フルーツビール」などがそろう。県内外のアーティストによる音楽ライブも催される。

 1994年の酒税法改正で小規模醸造が解禁され、各地で多様な地ビールが生まれたが、町おこし優先だったり高価だったりしてブームは下火に。だが最近は技術を磨いた蔵元が増え、手作りを意味する「クラフトビール」とも呼ばれて人気が復活している。

 新町川ブリュワリーを経営する多田翔悟さん(32)の弟で実行委員長の匠さん(29)は「好みの味を発見したり、職人との会話を楽しんだりしてほしい」と来場を呼び掛けている。

 24日は正午~午後9時、25日は午前10時~午後7時で雨天決行。試飲券は3千円(10杯分)で、前売り券にはオリジナルグラスが付く。問い合わせは実行委<電088(653)2271>。