リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルスで金メダルに輝いた松友美佐紀選手(24)=藍住町出身=が26、27の両日、中学まで競技生活を送った同町と徳島市を凱旋する。五輪でペアを組んだ高橋礼華選手(26)と共にパレードなどに臨み、徳島のファンや恩師らに優勝を報告する。
26日は高橋選手と共に空路で徳島入りし、徳島市に向かう。市役所1階の国際親善コーナーで花束を受け取った後、昼食などを挟んで県庁に移動し、1階の県民ホールと玄関ホールで職員や県民に出迎えられて県民栄誉賞などの贈呈式に臨む。
午後4時すぎには松友選手の母校の徳島中を訪れ、生徒や保護者への金メダル報告会を開く。徳島市長スポーツ特別賞もその場で2人に贈られる。
夕方以降は、徳島市のホテル2カ所で祝賀会があり、県内小中高校のバドミントン選手や松友選手の恩師、同級生らが出席する。
27日は、藍住町役場での町民栄誉賞授与式に出席した後、同町の大型量販店「ゆめタウン徳島」前の県道でパレードする。オープンカーに乗り、約50分かけて約800メートルの区間を往復する。パレードは小雨決行で、雨が激しい場合は区間を縮小して松友選手らに歩いてもらう。
パレードがある午前11時から正午まで、パレード区間を含む約1320メートルが通行止めになる=地図参照。町は祝福に訪れる見物客に、ゆめタウン徳島と場外馬券販売所「パルス藍住」への駐車を呼び掛けている。
パレードの後は町民体育館で金メダル報告会を行い、出身校の藍住東小も訪問する。
一般県民が参加できるのは、26日の市役所での花束贈呈と県庁での出迎え、27日の藍住町でのパレード、町民体育館での金メダル報告会となっている。