県庁食堂で29日から提供されるシカ肉料理

 徳島県は、シカなどの野生鳥獣肉(ジビエ)の周知と販売促進を図る「秋ジビエ消費拡大キャンペーン」を29日~2019年1月末に実施する。ジビエを扱う料理店のスタンプラリーや県庁食堂でのシカ肉メニューの提供など通じ、ジビエの魅力をPRする。

スタンプラリーは県内の料理店21店が対象。うち3店舗を巡り応募すると3千円相当のジビエ肉や加工品が10人に、2店舗の場合はシカ革キーホルダーが20人に当たる。

 複数の店を回るのが難しい観光客らにもジビエを味わってもらおうと、インスタグラムに写真を投稿すると特製グッズがもらえるキャンペーンも開催。「阿波地美栄(じびえ)」公式アカウントをフォローし、「♯(ハッシュタグ)阿波地美栄」や店名を添えて料理写真を投稿した先着100人にグッズを贈る。

 県庁11階の食堂では29日~11月2日と19年1月21~25日にシカ肉を使ったハンバーグやステーキ、竜田揚げといった料理を日替わりで提供。このほか期間中には、家族連れでジビエのバーベキューが楽しめるイベントや、徳島大産業院が開発したシカ肉の「生ソーセージ」「肉団子」の発表会も計画している。

 スタンプラリー対象店は「阿波地美栄」のポータルサイトで確認できる。問い合わせは県ふるさと創造室<電088(621)2451>。