JR四国が運行する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の内装デザイン。上から1号車、2号車、3号車

 JR四国は26日、土讃線の大歩危-多度津駅間で2017年4月に導入する本格的な観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の内装デザインを発表した。民家をイメージし、徳島県産杉などに包まれた空間とする。天井にはいろりの上につるす火棚をモチーフにした装飾を取り付け、鏡も張って景色を反射させる。

 1、3号車には、それぞれ春と秋を象徴する緑色と紅葉色のソファを配置し、褐色の車内に映えるデザインとする。2号車はテーブルなどに曲面を多用し、川や風の流れを表現。床は徳島にちなんで藍色にし、だんらんをイメージした7メートルのベンチソファを置く。

 座席数は57。2号車にダイニングカウンターを設け、食事や飲み物を提供する。完成は年末か年明けの予定。JR四国の社員がデザインした。

 下り「そらの郷(さと)紀行」が多度津発午前10時21分で大歩危着が午後0時48分。上り「しあわせの郷紀行」は大歩危発午後2時20分、多度津着が午後5時16分。17年4~9月は土日祝日と月、金曜日(4月3日を除く)に運転する。