27日、藍住町に凱旋(がいせん)したリオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスの金メダリスト松友美佐紀選手(24)と高橋礼華(あやか)選手(26)は同日午後、町民体育館での報告会に出席し、町民約700人を前に五輪の決勝戦での心境などを振り返った。
両選手は報告会で、五輪の決勝戦について「試合まで必死に練習してきた自分たちを信じて、最後まであきらめずに戦った」と勝因を語った。松友選手は「皆さんからの声援があったからこそ、金メダルを古里に持って帰ることができた」と感謝の言葉を述べた。
会場には、「タカマツペア」の五輪での戦いぶりや、町民体育館で開かれたパブリックビューイング(PV)で町民が応援する様子などを収めた写真約100点も展示された。
両選手は松友選手の母校の藍住東小学校も訪れ、金メダルを披露するなど、全校児童433人と親睦を深めた。