海部郡の「きゅうりタウン構想」を題材に、JAバンクが制作したCMの一場面(農林中央金庫徳島営業所提供)

 JAバンクが、海部郡3町とJAかいふ、県が進める「きゅうりタウン構想」を題材にテレビCMを作った。特産品である促成キュウリ栽培の担い手確保に向けて移住者を呼び寄せる取り組みを、農業と地域の活性化につながる好事例として紹介している。10月2日から半年間、全国放映する。

 CMは、構想で移住就農者を募っているのを知り、関東から海陽町に転居してきた30代の女性に焦点を当てて制作。栽培ハウスで地元農家に指導を受けながらキュウリの収穫に汗を流し、休日はサーフィンを楽しむ生き生きとした暮らしぶりを描いている。

 6月と8月に撮影し、30秒にまとめた。ナレーションは俳優の吉岡秀隆さんが担当し、CMソングには槙原敬之さんの「遠く遠く」を使った。

 JAバンクは2年前から、全国のJAによる農業・地域への貢献をテーマにテレビCMを制作しており、今回が5例目。「JAが行政と連携し、農業を通じて地域の未来に貢献している」として題材に選定した。

 四国放送では10月2日から、日曜の午後5時半~6時の時間帯に隔週で放映される。関西テレビでも9日から、日曜午後6時半~7時の隔週放映などが予定されている。

 きゅうりタウン構想は美波、牟岐、海陽の海部郡3町とJAかいふ、県が2015年6月に設立した「海部次世代園芸産地創生推進協議会」を母体に進めている。移住希望者に栽培方法を教える「海部きゅうり塾」を同年10月に開講し、卒業生が順次、郡内で就農している。