佐那河内村は、村在住の若者らが自宅を新築したり、住宅用地を購入したりする場合、最大で300万円を補助する制度を設けた。定住支援を充実させ、人口減少に歯止めをかけるのが狙いで、2016年度は事業費600万円を確保した。

 対象は45歳以下の村内在住者か、村出身のUターン希望者。マイホームの新築や購入、住宅の増改築、住宅新築のための用地購入の費用を一部補助する。

 新築・購入は、中学生以下の子どもの数による加算や村内業者への施工発注などの条件に応じて、300万~150万円を補助する。住宅の増改築は200万円、用地取得は50万円を上限に補助する。

 村外からの移住者向けには、15年度から空き家の改修費に補助金を支出しており、これまで4件の利用があった。人口減を止めるには、村民や出身者らへの定住支援も欠かせないと判断した。

 村人口は15年国勢調査で2292人。前回調査時(10年)の2588人から296人減少した。進学や就職、結婚などで転出が転入を上回る社会減も続いている。