川沿いの草むらで発見されたメスアカムラサキ=海陽町大里(有田さん提供)

 沖縄や九州南部に生息するチョウ「メスアカムラサキ」が、海陽町大里の善蔵川沿いの草むらで見つかり、徳島蝶の会会員の有田忠弘さん(57)=同町大里、パソコン修理業=が撮影に成功した。県立博物館によると、県内での確認は2011年8月以来、5年ぶり。

 羽の表に鮮やかなオレンジ色と白のまだら模様がある雌で、羽を広げた大きさは約8センチ。22日午後2時半ごろ、川沿いを散歩中の有田さんが偶然、発見した。

 「県立佐那河内いきものふれあいの里」の大原賢二ネイチャーセンター長によると、南方に生息するチョウが強風に乗って徳島に運ばれてくることはまれにあり、「台風16号の影響でやってきたのでは」と分析している。

 有田さんは「沖縄旅行をした際に見たことはあるが、海陽町で出合えるとは。とても運がいい」と喜んでいた。