東京V戦に備えて練習する徳島イレブン=徳島スポーツビレッジ

 J2リーグ8位の徳島ヴォルティスは21日午後2時から、東京都調布市の味の素スタジアムで7位東京Vと対戦する。昇格プレーオフ圏との勝ち点差が9に広がり、後がない徳島の目標は勝利しかない。ここ3試合無得点に終わっている攻撃陣の奮起が望まれる。

 徳島は残り5試合を全勝しても勝ち点は69。首位松本は既に69、1試合少ない2位町田も68で、21日の結果次第では徳島の自動昇格が消える。それでも、わずかに残る昇格プレーオフ進出の可能性に向け、練習場の選手たちは同じ言葉を口にした。「諦めない」

 攻撃の柱となるウタカは言う。「自分が初めて試合に出たとき徳島は15位だった。それでもここ(8位)まで来られた。可能性がある限り、まだ終わっていない」

 失点が36とリーグで2番目に少ない堅守の東京Vとどう戦うか。ブエノは序盤に2失点した4月のホーム戦を念頭に「立ち上がりから集中して入らないと」と強調する。

 カウンター攻撃を狙う徳島にとって先取点の意味は大きい。先に点を取れば相手は前へ出てこざるを得ず、徳島は背後のスペースを狙いやすくなる。後半戦を振り返ると徳島が先制した10試合は9勝1分け。半面、先取点を奪われた6試合は1分け5敗と明暗が分かれている。

 開始直後や終了間際など難しい時間帯もしっかり集中し、好機を着実に生かせるか。最後まで諦めない姿勢で道を切り開こう。

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東京V戦のパブリックビューイングが21日、徳島市のイオンモール徳島で開かれる。観戦無料。選手のトークショーなど関連イベントもある。