映画「風は生きよという」の一場面(上映実行委員会提供)

 人工呼吸器をつけながら生き生きと地域で暮らす重度障害者の姿を描いたドキュメンタリー映画「風は生きよという」(宍戸大裕監督、1時間21分)の上映会が10月1日、徳島市北田宮1の県教育会館で開かれる。徳島での上映会企画に携わった同市の重度障害者、内田由佳さん(34)は「障害者の自立を考えるきっかけに」と訴える。

 映画は全国自立生活センター(CIL)が2015年に企画、製作。筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症(ALS)などのため人工呼吸器を装着していても、病院や施設ではなく自宅で暮らす10~50代の男女5人を密着取材した。家族や介護者らと互いに支え合いながら地域に暮らし、それぞれの生活を楽しむ姿を描く。

 上映会は、内田さんが県内の重度障害者の自立支援に向けて設立した徳島CIL準備会が企画。県内で初めて障害者総合支援法に基づく24時間の重度訪問介護を認められ、親元を離れての1人暮らしを実現した内田さんは「人工呼吸器のユーザーや家族らに、重い障害があっても自立できることを知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 上映は午後1時半から。無料。問い合わせは内田さん<電050(5896)8794>。