阿波踊りを披露する選抜連の連員=フランス・パリのパリ日本文化会館

 阿波踊りと阿波藍の魅力をフランスの人々に伝えるイベント「『あわ文化』講演会」が19日、パリのエッフェル塔近くにあるパリ日本文化会館であった。フランス人ら約130人が訪れ、興味深そうに見入った。開催中の日本文化発信イベント「地方の魅力-祭りと文化」(国際交流基金など主催)の一環。

 阿波おどり振興協会の山田実理事長(65)が阿波踊りの起源を紹介した後、鳴り物の特徴や手足の動かし方を紹介。「笑顔で踊ることが一番大切」と呼び掛けた。

 藍染師の矢野藍秀さん(55)は阿波藍の歴史や染料となる「すくも」の製造過程を解説。藍には防虫・防臭の効果があり、石や木、パールも染められることにも触れ「非常に手間が掛かるが、この技法ならではの色が出せる。素晴らしい藍色を後世に引き継いでいきたい」と語った。

 この後、県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会の選抜連が踊りを披露、藍染の着物やドレスのファッションショーもあった。来場者は連員と一緒に踊ったり、スマートフォンで撮影したりしていた。

 20日は選抜連がパリ西部の庭園で踊る。