祖谷の粉ひき節日本一大会で歌声を響かせる出場者=三好市東祖谷の東祖谷歴史民俗資料館

 三好市祖谷地方の民謡「祖谷の粉ひき節」の歌唱力を競う「第11回祖谷の粉ひき節日本一大会」が1日、同市東祖谷京上の東祖谷歴史民俗資料館で始まり、県内外の53人が伸びやかな声を響かせた。

 「祖谷の粉ひき節」と「東祖谷の粉ひき節」の2部門で予選を実施し、出場者は三味線と尺八の音色に合わせ、独特の節回しで情感たっぷりに歌った。審査の結果、25人が2日の決勝に進んだ。

 外国人として初めて出場した台湾の大学生李依萍さん(22)=三好市山城町西宇=は、予選を突破。豊かな声量に加え、友人がステージで石臼をひく粋な演出で会場を沸かせた。李さんは「緊張から少しリズムが外れた。次はリラックスして臨む」と話した。

 2日は小中学生を対象にした少年少女の部もあり、アトラクションでは粉ひき節などに合わせた踊りが披露される。