来場者に新茶を振る舞う生産者=上勝町福原の産直店・いっきゅう茶屋の特設会場

 上勝町特産の「阿波晩茶」を各生産者が振る舞う催し「上勝晩茶祭り」が1日、同町福原の産直店・いっきゅう茶屋の特設会場で初めて行われた。県内外から訪れた約300人が、乳酸発酵させる独特の製法で作られた新茶に舌鼓を打った。

 農家や喫茶店など12組が出店した。受付で湯飲みを受け取った来場者は各ブースを回り、生産者から茶を入れてもらって飲み比べを楽しんだ。来場者は茶をおいしく入れるこつや地区や生産者ごとに異なる特徴を尋ねたり、その場で購入したりしていた。

 各生産者の連絡先や茶作りに対する思いを載せた紹介冊子も配布され、生産者は「晩茶のことなら何でも聞いてね」などと来場者に声を掛けていた。

 香川県さぬき市の主婦佐藤ゆかりさん(50)は「酸味のある個性的な味が好きで阿波晩茶のファン。生産者に作り方を説明してもらい、より親しみを持った」と喜んでいた。