住民と食事を楽しみながら情報交換する移住希望者(左の2人)ら=佐那河内村上

 佐那河内村移住交流支援センターが、満月の夜に村の古民家で移住者と移住希望者が意見交換する食事会を開いており、参加者に好評だ。経験者の話を聞くことで不安を解消するとともに村の暮らしや魅力を知ってもらい、移住につなげるのが狙い。

 「フルムーンダイニング」と銘打たれた催しは、現代ではなじみが薄くなった旧暦(陰暦)の基準である月の満ち欠けを感じながら村の魅力を知ってもらおうと、2015年3月から不定期に開催。古民家に移住した人が自宅を開放し、移住希望者や村に関心を持つ人と食事を楽しみながら、村での暮らしを語り合う。

 9月17日夜には昨年東京から移住した岩佐洋介さん(56)=同村上=宅に、県内外の移住希望者5人を含む計15人が集まった。地域住民と一緒にスダチを使った料理を作り、交流を深めた。

 移住を考えている宮岡昇平さん(37)香織さん(37)夫妻=大阪市=は「みんなで村を盛り上げようとする熱意が伝わった。村の良さを感じた」と満足そう。岩佐さんは「移住前に情報交換ができるいい場になっている」と言う。

 次回開催日は未定。村ホームページなどで周知する。