天と地を逆さまに見立て独創的な空間を創り出したアート展=徳島市の県立近代美術館

 障害者支援施設シーズ(阿南市上中町)の利用者と現代美術家によるアート展「パラレル クロッシング エキシビション1 この惑星に生まれて」が1日、徳島市の県立近代美術館で始まった。10日まで。

 天と地を逆さまに見立て青空を表現した感圧紙約1300枚を床に敷き、針金で作った人や動植物約200点を天井からつるしている。高さ約2メートルのキノコのオブジェからは菌糸のように針金が会場中に伸びるなど、独創的な空間を創り出している。

 徳島市多家良町中筋のパート従業員近藤恵子さん(56)は「ユニークなオブジェばかりで素晴らしい。空間も不思議で面白い」と話していた。

 作品は、シーズの利用者55人や、現代美術家の今村源さん=京都市、三嶽伊紗さん=大津市=が制作した。

 アート展は、障害者への理解を深めてもらうことが目的で、2020年の東京パラリンピックまで年1回のペースで開く予定。