作品に見入る来園者=徳島中央公園

 徳島彫刻集団の野外彫刻展が2日、徳島市の徳島中央公園で始まった。木材や石、アルミなどを使った独創的なオブジェが並び、公園を訪れた人を楽しませている。11月11日まで。

 会員ら28人の29点を展示している。三原敏文さん(60)=吉野川市川島町川島=の作品は、高さ約2メートル、厚さ約8センチの石板を工具で削るなどして、心の中にある「オアシス」を表現。石板を二つに割ることで、微妙なバランスで成り立っているものの大切さを逆説的に訴えているという。

 鑑賞に訪れた杉山佳世さん(36)=徳島市住吉4、主婦=は「見ていて飽きない。また散歩する際にじっくりと眺めたい」と喜んでいた。

 彫刻展は54回目。期間中の土、日曜と祝日は会員による作品解説がある。彫刻集団の松永勉代表(68)=同市上助任町三本松=は「自然環境に溶け込んだ芸術を見て触って、驚きと不思議さを感じてほしい」と話している。