舞踊家の島田輝記(しまだ・てるき)さん=本名・宮脇國雄(みやわき・くにお)=が20日午後5時59分、胆のうがんのため、徳島市内の病院で死去した。86歳。自宅は徳島市南沖洲3の11の22。葬儀・告別式は23日午前10時半から徳島市秋田町5の56、ヤラカスシティホール。喪主はめい宮脇三重子(みえこ)さんと弟宮脇秀夫(ひでお)さん。

 韓国・釜山市で生まれ、太平洋戦争後、抑留された中国で歌舞団に入り、クラシックバレエを学んだ。帰国後の1960年、島田國雄舞踊研究所(現・島田輝記バレエ研究所)を創立。クラシックバレエとともに創作舞踊にも取り組み、徳島バレエ界の発展に尽力した。2014年のバレエ研究所55周年記念公演では、歌舞伎の「連獅子」に着想を得た創作舞踊「獅子の舞」で14年ぶりに舞台に立った。

 プロダンサーの三木雄馬さん(徳島市出身)ら多くの舞踊家を輩出。07年に文化庁の地域文化功労者、10年に徳島県文化賞を受けた。