佐那河内村下の国道438号に県が設置している道路情報提供装置が誤作動し、10月に入ってから「8月は道路ふれあい月間」との時期外れの情報が表示されていたことが分かった。装置は7月末に更新したばかりで、県は今後原因を調査するとしている。
県道路整備課によると、装置の表示は県東部県土整備局徳島庁舎のパソコンを操作して行っている。9月30日まで秋の全国交通安全運動を周知する内容を表示しており、同日午後3時に文言を変えたという。3日に村役場から連絡があり、誤表示が判明。同日に修正したが、4日には再び「道路ふれあい月間」の表示が出ていた。
同課は、事前に設定した定型文を表示するシステムに何らかの不具合が出たとみて、手動で文言を入力し直した。同課では「正確な情報が伝えられないのはあってはならないこと。早急に原因を究明したい」としている。
同時期に県が更新した神山町、美馬市など他の6カ所の道路情報提供装置では不具合は確認されていないという。