徳島県産業人材育成センターは、優秀な若手技能者を対象に「阿波のヤングマイスター認定制度」を創設する。技能向上への意欲を喚起するとともに、認定者には子どもたちにものづくりの魅力を発信してもらい、後継者の確保につなげる。

 35歳未満の県内在住者を対象とし、造園、機械加工、左官、金属熱処理、配管、塗装、タイル張り、フラワー装飾といった国の各技能検定で1級に合格していることなどが条件。雇用主や関係団体長らの推薦を受け、各業種で原則各1人のマイスターを認定する。

 認定者は、技能振興活動として学校現場やイベントで実演、実技指導に当たり、専門技能への関心を高めてもらう。マイスターの認定を通じ、若手技能者のモチベーション向上にも期待している。

 この取り組みは、県が1982年に創設した「阿波の名工」の若手技能者版。センターは「多くの子どもに若い技能者の働く姿や匠の技を見てもらいたい。保護者にも専門技能への理解を深めるきっかけとなれば」としている。

 10月末まで募集し、県職業能力開発協会や県技能士連合会などの会員でつくる審査会で認定者を決める。問い合わせは県産業人材育成センター<電088(621)2352>。